こんにちは!「こだしょう」です!
大学2年生の頃から営業の世界に入り、2年間固定回線の訪問販売を経験し、その後は1年間、法人向けにSNS運用代行サービスの営業をやってました。
大学卒業後は、M&AアドバイザーとしてIT業界を専門に日々奮闘しています!
このブログでは、初心者向けにM&Aコンサルタントという職業の魅力や、キャリアを目指すための具体的なステップについてお話しします。
1. M&Aコンサルタントってどんな仕事?
M&Aコンサルタントとは、企業の合併や買収(Mergers & Acquisitions)をサポートするプロフェッショナルです。企業が成長するための戦略として、他社を買収したり、他社に事業を売却したりする際に、M&Aコンサルタントが重要な役割を果たします。
この仕事の主な目的は、クライアント企業が最良のM&Aを実現できるようにすることです。具体的には、以下のような業務が含まれます。
- M&A戦略の立案: クライアントの事業成長や資産再編に最適なM&A戦略を提案
- 候補企業の調査: 買収や売却の対象となる企業をリサーチ
- 交渉サポート: 取引条件を調整し、双方にとって有益な合意を目指す
- デューデリジェンス: 企業の財務状況や法的リスクを調査
2. M&Aコンサルタントに必要なスキル
M&Aコンサルタントとして活躍するには、いくつかのスキルが必要です。
① 営業力
M&Aコンサルタントはクライアントとのリレーション構築が重要です。営業経験がある人は、そのスキルを最大限に活かせます。相手のニーズを聞き出す力や、交渉力はM&Aの世界でも必須です。
② 分析力
M&Aでは、企業の財務状況や市場動向を徹底的に分析する力が必要です。財務諸表の読解や、業界全体のトレンドを把握する力が求められます。
③ コミュニケーション力
取引の成功には、クライアントや専門家(弁護士、会計士など)とのスムーズなコミュニケーションが欠かせません。複雑な内容をわかりやすく伝える能力も磨きましょう。
④ 法律知識
M&Aは法的な手続きや規制が絡むため、会社法や独占禁止法、契約法など、基本的な法律知識が求められます。専門的な法律知識がなくても、案件に応じて専門家と協力することが一般的です。
3. 実際のM&Aコンサルタントの業務の流れ
M&Aコンサルタントの仕事は多岐にわたりますが、以下のようなステップで進められるのが一般的です。
ステップ1: 案件の発掘
まずは、売り手企業や買い手企業を探すことがスタートです。売りたい企業や買いたい企業が抱えている課題や目標を理解し、それに対してどのようにM&Aが最適解となるのかを提案します。
ステップ2: 候補企業のリサーチ
次に、M&Aの対象となる企業をリサーチします。財務状況、企業の成長性、業界でのポジションなど、多角的な観点から候補企業を選びます。
ステップ3: 交渉と契約締結
候補企業が見つかると、取引条件の交渉に入ります。どのような条件で合併や買収を進めるか、資金調達の方法や支払条件などをクライアントと共に調整します。最終的には契約書の作成や、法的な手続きが進められます。
ステップ4: デューデリジェンス(企業調査)
デューデリジェンスでは、企業の財務や法務、経営状況を詳しく調査します。このプロセスでリスクを洗い出し、買収後に問題が発生しないようにします。
4. M&Aコンサルタントになるためのキャリアパス
M&Aコンサルタントを目指すには、次のようなキャリアステップが考えられます。
① 営業経験を積む
すでに営業経験がある方は、そのスキルを活かしてM&Aコンサルタントに挑戦できます。まずは、法人営業での実績を作り、M&Aに必要な営業スキルを身につけることが重要です。
② M&A関連の知識を学ぶ
M&Aに関する基本的な知識を学ぶことも重要です。オンラインコースや書籍を利用して、財務分析や法律、取引の流れを勉強することが最初のステップとなります。
③ 企業やM&A専門の会社に就職
大手のM&A仲介会社や、金融機関、コンサルティングファームに就職することをおすすめします。そこで経験を積むことで、業界の理解が深まります。
④ 資格取得(あればなお良い)
M&Aに特化した資格はありませんが、証券アナリストやファイナンシャルプランナー(FP)など、財務に関連する資格は役に立ちます。
5. まとめ
M&Aコンサルタントは、企業の成長に大きく貢献できるやりがいのある職業です。
営業力や分析力、コミュニケーション力を活かしながら、クライアントと共に最良の取引を実現するためのサポートを行います。
初心者の方でも、必要なスキルを徐々に習得していくことで、将来のキャリアとして大いに可能性があります。
M&Aの世界に興味がある方は、ぜひチャレンジしてみてください!